コミュニティフリッジとは、「地域(コミュニティ)」と「冷蔵庫(フリッジ)」を組み合わせた造語。「地域で使う冷蔵庫」という意味です。もともと海外から始まり、現地では、お店などから寄せられた食材が入れられ、必要なひとが自由に持ち帰れる場所として知られています。この仕組みにデジタルの力を加えてアレンジし、生活に困っているひとをより多く支えるシステムに進化させたのが、一般社団法人北長瀬エリアマネジメント代表理事の石原達也(いしはら・たつや)さん。困窮者も、支援者も前向きな気持ちで参加できる仕組みにしたことで、確かな絆の輪をまちに定着させることに成功し、今では全国へと拡大。成功の秘訣はどこにあったのか。詳しい話を聞きました。取材・構成・撮影・執筆を担当しています。